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夏の冷え対策。免疫力の低下や肥満の原因にも!

こんにちは、梨子です。

湿度の高いジメジメとした日が続きます。
これから暑さも本番化してきて、ガンガン冷房の効いた室内にいることが増えると思います。

そこで、気をつけないといけないのが「夏の冷え」。
屋外から建物や室内に入ると冷えた空間は気持ちがいいですが、しばらくして汗が引いてくると寒くなってきます。

なかなか程良い温度調節って難しいですよね。。。
ですが、気をつけないとどんどんと”冷え”は進行していきます。
その対策についてまとめます。

夏の冷え対策。免疫力の低下や肥満の原因にも!

今日の記事の内容:

1. 夏の“冷え”の症状
2. 夏の“冷え”の原因
3. 夏の“冷え”の対策

1. 夏の“冷え”の症状

冷え症というと寒い冬をイメージしますが、夏の冷え症で体調を崩す人も多くいます。
夏の”冷え”は内臓が冷えることが特徴です。
 夏は手足の先は温かいので不調を感じてていても”冷え”が原因だとは気づきにくいです。

・消化不良や食欲不振、胃痛など胃の不調
・倦怠感や不眠、頭痛など自律神経の乱れ
・便秘や下痢など腸の不調
・生理痛や生理不順などホルモンバランスの乱れや生殖器の不調
・膀胱炎など免疫低下

血液は体の末端にまで酸素や栄養を運ぶ重要な役割を担っています。
体が冷えると血行が悪くなり、血流が滞ると必要な成分が届かないだけでなく、老廃物が回収されにくくなります。 
また冷えることで体温が下がると免疫力や代謝も低下し、ウイルスや細菌に感染しやすくなります。
さらには、代謝が落ち、肥満むくみ、便秘、肌荒れにもつながります。

2. 夏の“冷え”の原因

冷房の効き過ぎ

暑い時期の職場は、エアコンの設定温度が低かったり、エアコンの冷風が当たる位置にデスクがあるなど、冷えやすい環境に否応なくさらされる場合があります。
冷房が効き過ぎた環境の中で、長い時間過ごすと、冷えが起こりやすくなります。

② 体を冷やす食生活

夏場は冷房で全身が冷えている上に、冷たい食べ物、飲み物など、体を冷やすものを取りがちになりやすいです。
夏が旬の野菜はからだを冷やす効果があるといわれています。
また、素麺など冷たい食べ物を多く摂ると胃腸が冷え、消化機能が低下し、さらに冷えてしまうという悪循環になります。

③ 過剰な水分摂取

汗をかく量も増えることもや熱中症予防を意識して、水分を多く取りがちです。
水分を過剰に摂取すると、排出できなかった余分な水が体に残ってしまい、体を冷やしてしまいます。
適切な水分補給ついてはこちらの記事を参考にしてください。

④ 運動不足

1日に発生する熱量の約6割が筋肉でつくられます。
もともと女性は男性より筋肉の量が少ないため女性の方が冷え性が多いといわれています。

3. 夏の“冷え”の対策

①冷房の温度設定・服装の工夫 
②食生活を見直す
③ 湯船に入って体温を上げる
④ 運動で筋肉量を増やす
①冷房の温度設定・服装の工夫 

冷房使用時の屋内と外気温の差は一般に5度程度が望ましいとされています。
職場など、エアコンの温度調節が難しい場合は、カーディガンやストール、膝掛けなど、冷房対応しましょう。

また、腹には大切な臓器や血液が集まっているので、 お腹を温めると臓器の働きがよくなり、全身に温かい血液を送ることができます。
使い捨てカイロや腹巻なども手軽に効果を得る事ができます。

その他、首・手首・足首の3首も冷えやすいところですので、冷房の冷えた空気にさらされないよう注意が必要です。

②食生活を見直す

体を内側から冷やしてしまう飲み物や食べ物は、たくさん摂らないように注意が必要です。
逆に、からだを温 める食べ物を食生活に取り入れていきます。

例えば、しょうが、ねぎ、根菜などには、血行を良くして体を温めてくれる効果があります。
食べ物での冷え対策は、内側から体を温めてくれるうえ、冷えにくい体を作るのにも重要です。

また、飲み物も、できるだけ常温か温かいものを摂ることで、体の内側から冷えを防ぎます。


その他、体を温めるサプリメントなども効率よく取り入れるのもいいですね。

③湯船に入って体温を上げる

夏はシャワーですませがちですが、1 日冷房にさらされた体は冷え切っています。 
夜の入浴は 5~10 分でもいいので湯船に浸かるようにします。
湯船に浸かることは、体全体を直接的に温めることだけでなく、水圧による血行促進効果もあります。
夏専用の入浴剤もありますので、夏の入浴も楽しみの時間にしたいですね。

④運動で筋肉量を増やす

筋肉量が多いと発生する熱量も増え、体が冷えにくくなります。
とくに30才を過ぎると筋肉量も落ちやすくなるので、休憩中や週末に運動するなど積極的に身体を動かして血流が良くなるよう心がけていきたいですね。

筋肉の多くが下半身に集中しているので、太ももやお尻など大きな筋肉を意識して鍛えると効率的です。 

まとめ

最近は、日常的な運動不足や加齢が原因で筋肉量が減っているので、男性でも冷え症に悩む人が増えているそうですね。
 「冷えは万病のもと」と言われているように、身体の不調や病気を引き起こすきっかけにもなります。
もちろん、そこから、むくみや肌荒れなど美容にもつながっていきます。
これから夏本番、体を冷やさないように、気をつけていきましょうね!

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