こんにちは、梨子です。
お家で珈琲とスイートを食べるのが至福の時間です。
今回は珈琲についてまとめた記事です。
珈琲タイム♪基本的な淹れ方と豆・道具等の選び方
今日の記事の内容:
- ハンドドリップ珈琲のいれ方
- 味の差が出るポイント
- 珈琲豆の種類
- 焙煎方法
- ドリッパーの種類
1.ハンドドリップ珈琲のいれ方
- 汲みたての水を沸かす
- フィルターの接着部分を折り、ドリッパーに軽く抑えつけるようにしてセットする
- フィルターに珈琲粉を入れ、ドリッパーを軽く振り、粉の表面を平にならす
- お湯が沸騰したら火をとめ、表面のボコボコした泡が鎮まったときが理想的な温度(95℃前後)
- ドリッパーに少量のお湯を注ぎ、粉全体に均一にお湯を含ませてから、20秒ほど蒸らす
- 珈琲粉の中心に、小さな「の」の字を描くように優しく注ぐ
- 水面が上から1/3程度減ったら次のお湯を注ぎ足す
- 蒸らし時間を含めて3分で注ぎ終える
注意点
- 注ぐお湯の量と落ちる珈琲の量が同じになるように注ぐ
- 表面に細かな泡は雑味成分なので、均一な厚みの層になっていて残っていれば、抽出された珈琲は雑味のないクリアな味になる
- 始めと最後で濃度が違うので、混ぜてから飲む
2.味の差が出るポイント
珈琲豆
珈琲豆は赤道をはさんで南北緯25度間の「コーヒーベルト」と呼ばれる地域で栽培されていて、生産国によって、味の傾向や特徴があります。
焙煎方法
一般的に、浅く炒ったものほど「酸味」が強く、深く炒るほど「苦み」が強く感じられるようになります。
抽出時間
- 短い:すっきり、軽め
- 長い:しっかり、濃いめ
珈琲の抽出時間の調整はドリッパーの形状に影響されます。
水
水に含まれるミネラル成分のバランスによって、珈琲の味わいにも違いが出てきます。
3.珈琲豆の種類
代表的な珈琲産地を紹介します。
ブラジル
香りの甘さが軽快で酸味・コク、苦みともに軽くバランスが良い。
コロンビア
酸味と甘味が重厚だが突出せずバランスが良い。
グアテマラ
酸味とコクに優れ、香気も良好で全体的に華やかさとキレのいい後味。
ブルーマウンテン(ジャマイカ)
卓越した香気を持ち、調和の取れた味わい、軽い口当りと滑らかな咽越し。
キリマンジャロ(タンザニア)
強い酸味とコク。深い焙煎では上品な苦味主体で中煎りとは違った風味が楽しめる。
モカ(エチオピア、イエメン)
香気に優れ独特の酸味を持ち、甘みとコクが加わる。
マンデリン(インドネシア/スマトラ)
苦味とコクを中心とした味わい、酸味はなく独特な後味がある。
ケニア
フルーツのような爽やかな風味。
コナ(アメリカ/ハワイ)
非常に強い酸味とコク・風味を持つ。
4.焙煎方法
焙煎方法は煎り方で8段階に分かれますが、家庭用では5段階の中から選ぶことが多いです。
ミディアムロースト
・中煎り:アメリカン・タイプの軽い味わい
ハイロースト
・中深煎り:酸味が抑えられ、苦味が出てくる
シティロースト
・深煎り:最も標準的な炒り方、酸味と苦味のバランスが良い
フルシティロースト
・極深煎り:酸味は少なくなり、苦味が強くなる
(アイスコーヒー用、炭焼き珈琲)
フレンチロースト
・酸味はほとんどなく、強い苦味と独特の香りが楽しる
(カフェ・オ・レ、ウィンナーコーヒー)
ハイロースト、シティローストが一般的な煎り方ですが、豆の種類や珈琲の飲み方によって、自分好みの焙煎方法を見つけるのも楽しいですね。
5.ドリッパーの種類
ドリッパーの形状は大きく分けて台形タイプ、円錐タイプのものがあります。
底面の穴の大きさや数、ドリッパー内側表面にある溝の形状でも味が変わってきます。
円錐タイプで底面の穴が大きいタイプ
注ぐお湯の量を調節すれば落ちる珈琲の量を調節できるので、味を自分でコントロールできる(上手に淹れるには練習が必要)
台形タイプで底面の穴が小さいタイプ
落ちる珈琲の量をコントロールしにくいが、味が左右されにくい
自分好みの味を追求するなら円錐タイプ、毎回同じ味を楽しみたいなら台形タイプを選ぶと良いです。
6.水の種類
硬水
・マグネシウムの多い水を使った場合、苦味が強くなる傾向があります
軟水
・マイルドで酸味の立つ味わいになります
汲みたて、沸かしたての新鮮な水で、ミネラル成分が少ない軟水の方が珈琲本来の味を楽しめます。
水についてもう少し詳しく知りたいなら、こちらの記事も読んでみてください。
まとめ
こだわるほどに奥が深くなっていく珈琲道ですが、構えずに気軽に楽しみましょう!
お気に入りの珈琲豆を探しに、珈琲豆専門店であれこれアドバイスを受けるのも楽しいです。
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