こんにちは、梨子です。
高めのヒールのパンプスを履く日がつづくと、気づいたらできているヒールだこ。
少し長く歩くときとか辛かったり。
ヒールがある靴は形が良かったり、可愛くて、なかなか手放せません。
自分に合う靴と、そして足のケアをしながら、楽しみたいですね♪
ヒールだこをケア!ヒールがある靴との付き合い方
今日の記事の内容:
2.ヒールだこ・魚の目のできる原因
3.ヒールだこ・魚の目の予防法
4.できてしまったヒールだこ・魚の目のケア
1.足にできる“たこ” と “魚の目”の違い
たこと魚の目の違いをご存知ですか?
両方とも、一定の場所に摩擦や圧迫等の外からの刺激が繰り返し加わることで、角質が増えて皮膚が厚く硬くなるなる症状です。
足の裏は、からだの全体重を支えている重要な部分で、常に足の裏には相当の力が加わっています。
すると、外部からの刺激に対しからだを守ろうと、皮膚の表面が厚く硬くなります(それが角質層)。
この角質層が部分的に刺激を受けると、さらに守ろうとしてより分厚くなり、魚の目やたこになってしまいます。
“魚の目”とは?
おもに大人の足の裏や足指にできる病変のことで、中心が魚の目のように丸く見えることから一般的に”魚の目”と呼ばれています。
一番の特徴は「痛い!」ことです。
部分的に刺激を受け続けるためにできるのですが、その刺激が一点に集中すると、角質が円すい状のトゲのようになって、突き刺さるように伸びていき、この痛みが発生します。
“たこ”とは?
魚の目と同じ様に、角質が厚くなってできますが、たこにはトゲができません。
トゲがないため圧迫しても痛みはないことが多くいです。
たこは厚く硬く盛り上がって黄色っぽい色をしています。
2.ヒールだこ・魚の目のできる原因
足の裏が角質が溜まりやすいのはからだの構造上仕方が無いとして、魚の目やたこの見た目も嫌だし、歩くたびに痛みを伴うのはもっと嫌ですよね。
原因を知って、予防に役立てましょう!
原因1:サイズの合わない靴を履いている
自分の足のサイズに合わない靴は、魚の目・たこの大きな発生原因になります。
小さめの靴では、指先が曲がった状態で固定されてしまったり、幅が狭いと指が両側から圧迫され続け魚の目やたこができます。
また、大きめの靴では、歩くたびに靴の中で足が滑ってしまうため、その都度、指先が圧迫されることになり魚の目やたこができます。
さらに、サイズの合わない靴では、歩き方も不自然になり、足裏の特定の部分だけに刺激が加わってしまい、魚の目やたこができてしまいます。
原因2:足の横アーチが崩れている(開張足)
健康な足の場合、親指の付け根から小指の付け根までがゆるやかに盛り上がり、横アーチが形成されています。筋力の低下や、体重の増加によって足に負担がかかったりすると、横アーチを支える筋肉が衰えて、開張足とよばれる状態になってしまいます。
開張足になると、足裏の中指・薬指の付け根あたりに大きな負荷がかかり、歩くたびに摩擦や刺激となり、たこができやすくなります。
また開張足では、前に体重がかかりやすく、すれやすくなるため、小指の横には角質や魚の目、関節部分にはたこができやすくなります。
原因3:ハイヒールをほぼ毎日長時間履いている
ハイヒールを履いている状態では、足裏の指先側で体重を支えがちで、つま先が圧迫されがちです。
特につま先が細くなったデザインの靴では、指同士が圧迫され摩擦が起き、魚の目やたこの原因になります。
また、ハイヒールを履くことで、原因2の開張足にもなりやすくなります。
原因4:靴底が硬い靴を履いている
ハイヒールやバレエシューズなど、靴の底にクッション性がない硬い靴も、足裏の一部に負担がかかり、その部分の角質層が厚くなってしまいます。
原因5:歩き方にクセがある
人によって歩き方には癖があり、その癖によって、足裏のどこか特定の場所にに負担がかかる場合もあります 。
例えば、O脚の人は両足の外側に負担がかかりやすかったり、足に怪我をしていると、それをかばう様に歩いて、魚の目やたこができやすくなったりします。
原因6:足が冷えている
足が冷えている人ほど、靴の圧迫などの刺激をより強く感じるため、魚の目やたこができやすくなります。
歩いているときも常に足の冷えを感じるような、ガンコな冷えを持っている人は注意が必要です。
原因7:糖尿病
糖尿病はさまざまな合併症を引き起こします。
その一つが神経障害で、ひどくなると手足の感覚が鈍くなります。そのためサイズの合わない靴を履いても違和感を感じず、魚の目やたこができやすくなることもあります。
3.ヒールだこ・魚の目の予防法
①靴を見直す サイズの合う靴やヒールの無い靴に替える
小さな魚の目やたこなら、サイズの合う靴に替えることで治る場合もあります。
足の横アーチをサポートするようなパンプスもありますし、自分の足に合う靴をアドバイスしてくれるシューフィッターのいるお店で、相談してみるのも一つです。
また、仕事上ヒールのある靴が必須という場合でも、通勤時はスニーカーにするなど、できるだけハイヒールを履く時間を減らすよう心がけるだけでもラクになります。
②中敷きを変える
インソールやヒールパッドを入れて、クッション性を持たせることで圧迫が減り、魚の目やたこができにくくなります。
横アーチを持ち上げ、負荷を軽減してくれるインソールもあります。
③足の横アーチを鍛える
横アーチを鍛えて、改善させることで、負荷を減らし魚の目やたこができにくくなります。
指のグーチョキパー運動などしっかりと指を動かすのが良い運動なります。
お風呂の中でやると血行も良くなり動かしやすくなります。
④歩き方を見直す
歩き癖で負担がかかっている場合は、歩き方を意識することで、症状がよくなることもあります。
靴のゴム底の減り方に偏りが無いかを確認したり、友人や家族に歩き方を見てもらって、前後左右バランスよく歩いているかをチェックしてもらって、歩き癖を見直すのも一つです。
4.できてしまったヒルーだこ・魚の目のケア
注意点:
・魚の目ではなく、ウイルス性イボの可能性があのでどちらかわからない場合は、まず皮膚科を受診するようにしてください。
・糖尿病の持病がある人は、自分でケアするのではなく、まず病院を受診してください。
・痛みがひどく根の深い魚の目は自分で治すのではなく、専門医に診てもらったほうが確実に治せます。
①市販の薬を使う
魚の目やたこは症状の軽いものであれば、角質をやわらかくする「サリチル酸」入りの市販薬で治すことができます。
患部にサリチル酸のパット等を貼っておくと、角質が白く軟化して取り除けます。
魚の目の場合は、トゲを除去しないと治らないので、トゲがとれるまで、患部に貼って、取り除いてを繰り返します。
市販薬には絆創膏タイプや、液体タイプ、ジェルタイプなどがあります。
②自分で削る
症状の軽いうちであれば、市販されている魚の目やたこ削り専用のヤスリやカッターも効果があります。
風呂上りなどの皮膚がやわらかいときに、ヤスリやカッターなどでマメにケアするのがオススメです。
カミソリなどで無理に削ると、皮膚が傷ついて出血したり、細菌感染を起こすことがあるので避けて下さい。
カッターやヤスリで削った後はかかとケアと同じく、しっかり保湿しています。
私の使っているカッターとヤスリはこちらです(削り過ぎにはくれぐれも注意してください)
③皮膚科で治療
保険適用内の治療もでき、軟膏を塗るか、削る治療が行われます。
痛みがひどい人や悩んでいる人は早めに皮膚科に行って治療をおススメします。
まとめ
ヒールを履くのを止めれば、とも思うのですが、靴の形がヒールがかわいかったり、その日の服に合わせるとヒールを選んだり、なかなか手放せません(^-^;
私はセルフケアで、先ほど紹介したゾーリンゲンとフットファイルを愛用しています。
痛くなる前に、靴を履くことが苦痛になる前に、しっかりケアしていきたいですね。
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