こんにちは、梨子です。
突然ですが、梅干し、お好きですか?食べますか?
最近は消費量が減ってきているそうですが、日本の伝統食材で、天然のサプリメントといわれるくらい健康や美容に良い働きがたくさんあります!
そして、とても夏におすすすめなので、今日は梅干しパワーについて書きたいと思います。
梅干しは夏に最高の健康&美容食材!
今日の記事の内容:
2. 夏こそ梅干しパワー!
3. 梅干しの選び方!本物を選ぶ!
1. 梅干しについて
梅の実は漢方薬として奈良時代に中国から伝わってきました。
風邪や胃腸薬として用いられ、庶民には手の届かない貴重なもので、江戸時代に入り庶民の食卓に上がるようになったそうです。
代表的な品種
①南高梅:和歌山を代表するブランド梅で、大粒で果肉はやわらかくフルーティーなのが特徴
②杉田梅:日本古来の希少品種で、クエン酸を多くみ酸味が強いのが特徴。
③十郎梅:小田原オリジナル品種で、果肉が厚く柔らかいのが特徴。
④白加賀梅:全国で栽培され、最も生産量が多い梅の一つ。果皮・果肉ともに柔らかく果汁が多いのが特徴
⑤小梅:関東で多く生産され、小粒で果肉がしっかりしているのが特徴
2. 夏こそ梅干しパワー
梅干しには様々な効果があり、小さな一粒には天然のパワーが秘められています。
夏にいかに最適な食品かが伝わると思います。(もちろん年中いいですよ)
①クエン酸で疲労回復効果
梅干しの酸っぱさ成分はクエン酸です。
クエン酸は体内エネルギー代謝を活発にすると同時に、疲れの原因となる乳酸などを分解し、体外に排出する働きをします。
夏バテ予防効果に期待できます。
②胃腸の機能を高める効果
梅のクエン酸をはじめとする有機酸が胃や腸に住む悪玉菌を殺菌する効果があり、善玉菌が活性化して胃腸機能を高めることが期待できます。
便秘や下痢にも良いと言われています。
③制菌・抗菌効果で食中毒予防
梅のクエン酸は微生物の増殖を防ぐ抗菌力作用があり、食中毒の予防にも効果があります。
夏は特に心配ですので、お弁当に付けたいですね。
④食欲増進効果
梅は唾液の分泌を促進し胃を刺激することで、胃酸の分泌を促進する働きがあり、食欲を増進させる効果が期待できます。
夏バテで食欲が落ちたときには、ぜひ。
⑤骨を丈夫にする効果
梅干しを食べている人は食べない人より骨密度が高いといわれています。
梅干しに含まれているクエン酸とマグネシウムがカルシウムの吸収を助けて、定着させる働きがあります。
⑥肝機能を高める効果
梅に含まれるピルビン酸と呼ばれる成分が肝機能を高める効果があり、二日酔いの防止に効果が期待できます。
⑦体の酸性化を防ぐ効果
健康であるためには、体を弱アルカリ性に保つことが大切です。
現代人の小生活は、酸性食品に偏りがちといわれ、その結果、血液がドロドロになったり、免疫力が下がったりしています。
アルカリ性食品である梅干しは、これを予防する働きがあります。
⑧熱中症対策効果
梅にはカリウム、鉄、カルシウムなどのミネラルを豊富に含みます。
汗をかくことで知らず知らずのうちに失われているミネラルと塩分を梅干しで簡単に補えるので、熱中症対策にはもってこいの食材です。
⑨美肌効果
梅のクエン酸は、新陳代謝を促し、体内の老廃物の排出をするので、むくみの解消や美肌効果も期待できます。
また、ポリフェノールやビタミンEなどの抗酸化成分も含まれているので、老化防止に効果が期待できます。
3. 梅干しの選び方!本物を選ぶ!
市販の食品表示には「梅干し」と「調味梅干し」があります。
「梅干し」と表示できるものは、梅と食塩、もしくはシソをを加えて漬けたものだけです。
一方、「調味梅干し」は、調味料や食品添加物が使用され、塩分が少なく、賞味期限も短いです。
はちみつ梅やカツオ梅などは調味梅干しに分類されます。
クエン酸の含有量が多いほどに、体に有効な働きが期待できます。
健康や美容のために食べるのであれば、昔ながらの酸っぱい梅干しを選びましょう。
まとめ
すっぱい梅干しを食べながら記事を書いています(^*^)
効果をみるとまさに夏にぴったりの食材ですよね!
もちろん塩分の摂りすぎには注意が必要ですので、1日1粒を目安にしたいですね。
梅干しを食べて元気に夏を過ごしましょう!
コメント