こんにちは、梨子です。
歯医者さんに定期的に行っていますか?
虫歯じゃないとなかなか行く気にならないですよね。。。
特にコロナ禍の中では・・・
でも人と話す機会が減り、唾液の分泌が少なくなっていませんか?
40代は歯のターニングポイントと言われています。
見えなくてもお口の中は“見た目”にも影響してきます!
40代の今からケアをきちんとケアしていきましょう。
女性ホルモンの減少で、歯周病リスクが上がる!?
今日の記事の内容:
1.歯周病のセルフチェックをしよう!
2.40歳から歯周病に気をつけるべき理由
3.歯周病とは?
4.歯周病の原因
5.歯周病を防ぐ!
1.歯周病のセルフチェックをしよう!
歯周病のセルフチェック(出典:特定非営利活動法人日本臨床歯周病学会のHPより)
□朝起きたとき、口の中がネバネバする。
□ブラッシング時に出血する。
□口臭が気になる。
□歯肉がむずがゆい、痛い。
□歯肉が赤く腫れている。(健康的な歯肉はピンク色で引き締まっている)
□かたい物が噛みにくい。
□歯が長くなったような気がする。
□前歯が出っ歯になったり、歯と歯の間に隙間がでてきた。食物が挟まる。
・上記の項目3つあてはまる:
油断は禁物です。ご自分および歯医者さんで予防するように努めましょう。
・上記の項目6つあてはまる:
歯周病が進行している可能性があります。
・上記の項目全てあてはまる:
歯周病の症状がかなり進んでいます。
2.40歳から歯周病に気をつけるべき理由
歯が痛くなれば、虫歯を疑って歯医者さんに行きます。
しかし歯周病は初期段階ではほとんど自覚症状がありません。
症状が出てから歯医者さんに行くと、既に重傷化していて、歯を失うことに(T_T)…
といったケースが多いそうです。
①歯周病菌は糖尿病など全身の病気の原因となる!
歯周病が進行すると歯周病菌が血液を介して臓器に運ばれ、糖尿病、動脈硬化、妊娠トラブル、誤嚥性肺炎、関節リウマチなどの原因のひとつになるそうです。
②歯を失う原因:30代までは虫歯、40代以降は歯周病
歯を失う率は、30代までは上位は虫歯だけど、40代からは歯周病。
歯の先進国スウェーデンは80歳の残歯数が21本なのに対して、日本はたったの10.8本!
③歯を失うことで顔の輪郭が変化しシワやたるみに!
1本失うと上下の対の歯も機能しないと言います。
子供の頃歯が抜けると食べ難かった経験ありますよね。
咀嚼機能が衰えると顔の筋肉が衰え、たるみやシワにつながります。
歯が無くて口元がシワシワだった私の祖母も・・・
3.歯周病とは?
歯を支える歯ぐき(歯肉)や骨(歯槽骨)が壊されていく病気です。
歯の根の表面にあるセメント質と歯槽骨との間に歯根膜という線維が繋がっていて、歯が骨から抜け落ちないようにしっかりと支えています。
歯周病はこれらの組織が壊され、最後には歯が抜け落ちてしまう病気です。
(出典:特定非営利活動法人日本臨床歯周病学会のHPより)
35~44歳の4人に1人は歯周病 ?!
歯を失う最大の原因は30代までは虫歯ですが、40代以降は歯周病と言われています。
厚生労働省の平成23年(2011年)歯科疾患実態調査によれば、
・30~34歳ではおおよそ5人に1人(20.3%)
・35~44歳ではおおよそ4人に1人(23.3~25.5%)
・45~54歳ではおおよそ3人に1人(30.5%~35.5%)
が歯周病にかかっているそうです。
驚きの数字ですね。
4.歯周病の原因
加齢により歯周病が増える原因としては、免疫力の低下や喫煙習慣やストレスなどの環境などがいろいろあります。
しかし、一番は、不十分なブラッシングなどで口の中の歯垢や歯石が徐々に蓄積すること。
つまり、これが年齢が上がるにつれ歯周病が増える要因と言われています。
歯石は歯みがきなどでは取り除けないため、歯科医でとってもらわなければなりません。
歯垢や歯石をためていると歯と歯ぐきの間の溝(歯周ポケット)が深くなり、さらに歯垢がたまりやすくなって、歯周病を進行させる要因になります。
女性の40代からのホルモンの急減は口腔内にも影響 ?!
特に女性は閉経を前に40代から女性ホルモンの分泌が急激に減少していきます。
これにより唾液の分泌量も減り、口が渇きやすいといったドライマウスの症状を感じる人も増えてきます。
ドライマウスで唾液が減少すると、お口のなかは細菌が繁殖しやすい環境になるため、虫歯や歯周病のリスクも高まります(((;゚Д゚))))
また、女性ホルモンのエストロゲンには、歯周組織の炎症を抑える作用もあります。
しかし、このエストロゲンの減少により歯周組織の炎症も進行しやすくなると考えられています。
5.歯周病を防ぐ!
病気の原因になったり、歯が抜けたり、そしてシワやたるみの原因になる歯周病にはできるならかかりたくないですよね!
正しく歯磨きをして、プラークコントロールをする
①歯磨きを見直す
何気なく毎日行っている歯みがきですが、自己流の磨き方できちんと磨けていないことも多いそうです。
磨き残しがあると歯垢が残ったままになり、歯周病菌の原因に。
正しい歯みがき方法を見直してみましょう。
サンスターさんのHPが動画もあってオススメです。
②歯ブラシ、デンタルフロス、歯間ブラシをきちんと使う
自分の歯にあった歯ブラシつかうことが大切です(歯医者さんで教えてくれます)
また歯ブラシは、月1回交換することも大切だです。
歯ブラシの届き難い所は、デンタルフロスや、歯間ブラシ等を併用して歯垢をきっちりと取り除きます。
・フロアフロス:384本もの繊維が歯肉を傷つけずにプラークをからめとるフロス
・クリーンデンタル:歯周病予防・歯槽膿漏予防のための薬用歯みがき
③定期的に歯医者さんへ行く
歯石ができていたら自分では取り除けません。
歯医者さんできちんと除去してもらい、定期的にメンテナンスをしましょう。
またブラッシング指導をお願いすることもできます。
生活習慣を見直す
①栄養バランスのとれた食事
歯周病菌に負けない体作りのため、バランスのとれた食事をすることも大切です。
抗酸化作用のあるビタミンCや血行をよくするビタミンEを含む食品を積極的に取るのもいいそうです。
②免疫力をアップさせる
歯周病の進行原因の一つに、免疫力の低下があります。
規則正しい生活や十分な睡眠、疲れやストレスをためない生活を!
その他の健康にも繋がりますね。
まとめ
歯周病は知らず知らずのうちに進んでいることがほとんどで、いろんな弊害が出て来て怖いですね。
美容にまで栄養するなんて恐ろしい!
私は3ヶ月に1度、歯医者さんへ定期メンテナンスに行くようにしています。
忘れない為にも、行ったら必ず次の予約を取ります。
また毎月1日に歯ブラシを交換することも習慣にしています。
見えなくてもお口の中も美しく!歯周病予防は美の必須条件です。
今の40代のうちにメンテナンスをスタートをお勧めします☆
80歳20本を目指して!歯と歯茎の健康寿命を伸ばしましょう!
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