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水で体の中から美しく!

こんにちは、梨子です。

美味しい水、体に良い水、ダイエットに効く水、、、水にまつわる謳い文句は色々ありますが、どう違うのか知っていますか?

人間の体の約50%~70%は水分でできています。

今回は水についての記事です。

水で体の中から美しく!

今日の記事の内容:        

  1. 水の種類
  2. ミネラル成分
  3. 水の硬さ
  4. 水に含まれる有害物質
  5. 美味しい水の条件
  6. 水質検査キット

1.水の種類 

水道水

国が定めた安全基準に基づき供給され、浄水場によって塩素などで殺菌消毒されている

天然水

自然によって何年もかけてろ過され、産地や製造方法により含まれている成分が異なる

ミネラルウォーター

農林水産省がガイドラインで更に4つに分類

・ナチュラルウォーター

単独の地下水源から採水された原水のみを原料とした飲用水で、沈殿、ろ過、加熱殺菌以外の処理工程を取らないもの

・ナチュラルミネラルウォーター

ナチュラルウォーターのうち採水地にたどり着く過程で地層のミネラルをふんだんに溶解した水(市販されている水の大半はナチュラルミネラルウォーターです)

・ミネラルウォーター

ナチュラルミネラルウォーターを原水とし、ミネラル調整や空気による浄化を行ったもの、また水源の異なるナチュラルミネラルウォーターを混ぜているもの

・ボトルドウォーター

上記以外のもので、水源の指定は無く、河川や海から採水した水を使用したものもあり、浄化方法に関しても基準を定めていない

アルカリイオン水

整水器などによって水を電気分解し、水素イオンを含むアルカリ性に変化した水

水素水

多くの水素(H)が溶け込んだ水

純水

不純物やイオン成分を一切除去した水

2.ミネラル成分

「主要ミネラル」7種類

必須ミネラルを普段の食事で摂取することは免疫力の向上や体調管理にとても重要です

ナトリウム

効果:体内の水分の調整や、PH(ペーハー)を正常に保ち、筋肉や神経の伝達などの働きを正常に保つ

マグネシウム

効果:血管収縮、硬化の抑制、血圧や血糖値を下げることにより、疾患を予防

カリウム

効果:脳や心臓、筋肉などの神経組織の収縮活動を正常に保つ

カルシウム

効果:骨や歯をつくる細胞の形成やビタミンやミネラルの代謝、精神の安定

リン

効果:DNA(核酸)の構成や脳や神経、細胞の機能を維持、骨や歯をつくる細胞を形成

硫黄

効果:アミノ酸やビタミンB1の構成要素のうちで、毛・爪・皮膚などの細胞分裂や成長発育の維持

塩素

効果:胃液を作る機能や調整の維持や肝機能の代謝促進

「微量ミネラル」9種類

微量ミネラルは1日の摂取量が100mg以下と定められています

クロム

効果:インシュリンの活性化し体内の糖質・脂質・コレステロールの代謝を助けることで糖尿病や成人病予防につながる

マンガン

効果:骨や歯をつくる細胞の生育促進や糖や脂質の代謝

コバルト

効果:ビタミンB12の生成や、ヘモグロビンを作ることによって造血を助ける

セレン

効果:体内の抗酸化作用や女性ホルモンのバランスを整える、ビタミンEの活性

モリブデン

効果:体内の糖質や脂質の代謝の促進、体内の鉄分利用を高める

ヨウ素

効果:甲状腺ホルモンのを合成

効果:赤血球のヘモグロビンを作る働きや酸素を肺に取り入れる、筋収縮の代謝を助ける

効果:銅は骨の形成や血液中の鉄分の働きを助ける

亜鉛

効果:新陳代謝を高める、タンパク質の合成の促進、抗酸化作用、免疫力を高める、アルコールの分解代謝の促進など

シリカ

効果:肌の保湿、骨、毛髪、爪、コラーゲンなどの再生・構築・補強・維持をサポート

3.水の硬さ

ミネラル分が少なければ硬度が低く「軟水」と呼ばれ、ミネラル分が多ければ硬度が高く「硬水」と呼ばれます。

1L中に溶けているカルシウムとマグネシウムの質量(mg/L)を表わした数値が硬度です。

水の硬度は、以下の数値により、軟水または硬水かに分類されています。

  • 軟水:0~60mg/L
  • 中硬水(中程度の軟水):60以上~120mg/L
  • 硬水:120以上~180mg/L
  • 非常な硬水:180mg/L以上
軟水

やさしい純水 硬度0mg/L

水想い 硬度50mg/L

メリット

  • 無味無臭
  • 刺激が少ない(肌に優しい)
  • 泡立ちが良い

デメリット

  • ミネラル補給はできない
硬水

エビアン 硬度304mg/L

コントレックス 硬度1468mg/L

メリット

  • 便秘解消
  • 動脈効果予防
  • 肉の臭みを消す

デメリット

  • お腹がゆるくなる
  • 独特の苦味や風味、香りがある

4.水に含まれる有害物質

自然の水に含まれる有害物質

鉄、ヒ素、大腸菌、塩素、硝酸性窒素、農薬、アルミニウム、カドミウム、ウィルス、有機溶剤、ダイオキシン、アスベスト、放射性物質など

水道水に含まれる有害物質

残留塩素(トリハロメタン)、カルキ臭、配管内の汚染など

5.美味しい水の条件

厚生省「おいしい水研究会」が発表している、おいしい水の水質要件

項目数値項目概要
蒸発残留物30~200mg/L水が蒸発した後に残る物質で、成分は主にミネラル分。多く含まれると苦みや渋みなどを感じます。
硬度10~100mg/Lカルシウムやマグネシウムなどのミネラル成分でその含有量が多いほど硬水、少ないものが軟水といい、適度に含まれることがおいしい水の条件となります。
遊離炭酸3~30mg/L水に含有されている炭酸ガスです。
過マンガン酸カリウム
消費量
3mg/L以下水に含まれる有機物の指標で、多く含有すると味に渋みがでます。
臭気強度3以下水についている匂いの強さで、匂いの種類は限定されていません。
残留塩素0.4mg/L以下水に残留している消毒用の塩素のこと。
水温20℃以下冷えた水は人の味覚においしいと感させ、冷えていると水の匂いが目立ちにくくなります。

6.水質検査キット

自宅で飲んでいる水を調べてみてはいかがですか?

・水道水用

・井戸水用

まとめ

毎日多くの量が必要となる水だからこそ、水に対する正しい知識を持ち、成分に気を使い、効果効能を知り、安全で良質な水を日頃から摂取したいですね。

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