こんにちは、梨子です。
先日、女性の薄毛ケアについて記事にしましたが、その中からさらに詳しく、毎日するシャンプーと乾かし方について、今日は書きたいと思います。
何気なく毎日しているシャンプーですが意外と間違っている人が多いようです。
間違えた方法ですると、ふけやかゆみ、炎症、抜け毛、臭いの原因になります。
つまり、正しいシャンプーをすることで、頭皮をいたわり、より美しい髪にすることができる、抜け毛も減る!臭い対策にもなる!ということです。
そして、乾かし方も変えると、髪の痛みも減り、見た目の美しさ、手触りのさらさら感が増します!通称「アホ毛」も飛び出なくなりますよ。
ぜひぜひお試し頂きたいと思います。
美しい髪を目指して:正しい洗い方
今日の記事の内容:
STEP1:シャンプー前の準備
STEP2:正しいシャンプー&コンディショナー
STEP3:正しい乾かし方
洗髪は頭皮や髪を清潔にすることが目的ですが、頭皮や毛髪に負担がかからないようにやさしく洗うことが大切です。
STEP1:シャンプー前の準備
シャンプをする前に2つの準備をします。
1. ブラッシング
ブラッシングをせずにいきなり髪を濡らして洗うのは、髪と頭皮に負担をあたえてしまいます。余計な負担を与えないために、ブラッシングをして髪の毛流れを整えることが大切です。
ブラッシングは、先の丸いブラシやスタイリングブラシを使い、乾いた髪をブラッシングします。
頭皮をマッサージするような気持ちで頭皮からかき上げます。
全体にブラシを入れることで、髪のほつれやホコリを取ると同時に、血行が促進され、頭皮の汚れを浮かせることができます。
ただし、固まるタイプのスタイリング剤が髪に残っているときは、ブラッシングはNGです。
髪を濡らし、シャンプーではなくコンディショナー(リンス)を丁寧になじませて、しっかりとすすぎ落とします。その後シャンプーに移ります。
2. シャンプー前の予洗い
シャンプーをつける前に時間をかけて、地肌と髪を十分にお湯でぬらします。
髪を濡らすのではなく、頭皮に指の腹を当てて弧を描くようにして頭皮をマッサージしながら皮脂を落とします。
この予洗いで頭皮や頭髪の汚れは7割ぐらい、特に皮脂やワックスなど、油性以外の汚れはこの時点でほとんど落とせます。
予洗は同時に髪の内部にたっぷり水分を行きわたらせることで、摩擦から髪を守ることができます。またシャンプーの泡立ちも良くなります。
STEP2:正しいシャンプーか&コンディショナー
1. 正しいシャンプーの仕方
ポイント
・髪ではなく、頭皮を洗うことを意識!
・髪にできるだけ摩擦を与えないこと。擦り洗いはNG。
・洗うときは指の腹を使うこと。爪を立てると頭皮が傷つくので注意。
シャンプー剤は髪の毛で泡立てるのではありません!
シャンプー1回あたり1プッシュを、お湯で濡らした手のひらにとり、泡立てると言うよりも、シャンプー剤の原液を手のひらで伸ばし、泡立てる準備を整えます。
そしてシャンプー剤を頭皮全体にまんべんなくなじませ、頭皮で直接泡立てるようにして頭皮を洗います。
指の腹をつかい、たるみ防止の為、頭頂部に向かって頭皮を動かすようなイメージを持ちます。
毛先は、指で泡を通すだけで十分きれいになります。
2. 正しいシャンプーのすすぎ方
指で触れながら頭皮や髪にヌルつきがなくなるまで、シャワーでしっかりとすすぎます。
皮膚への刺激となる脂肪酸が残っていると、かゆみがでることもあります。
耳の後ろ~襟足、生え際や、耳の上あたりの頭回りは、すすぎ残しがちな部分です。しっかりと泡が消えてヌルつきがなくなるまで流します。
3. 正しいコンディショナーの使い方
軽く水気を取ってから、コンディショナーを手に取り、痛みや乾燥の激しい毛先を中心になじませます。
髪全体になじませたら、手グシで毛流れを整えながら、髪一本一本に行きわたらせます。
コンディショナーが地肌に残ると、毛穴の詰まりの原因になるので、痛みのない髪の根元にはつけなくてOK。
4. 正しいすすぎ方
指の腹で、地肌からすすぎ始め、髪は指を通しながら時間をかけて丁寧に行います。
シャワーのお湯を根元から毛先に向かって当てながら、ぬめりがなくなるまで完全に洗い流します。
十分に洗い流すことにより、コンディショニング成分を薄くまんべんなく行き渡らせます。
すすぎが足りないと、コンディショナーの成分が肌荒れの原因になることもあります。
首や背中もしっかり洗うことを忘れずに。私自身、首から背中にかけてアレルギーが出て皮膚科に行って、原因はコンディショナーだった経験があります。
STEP3:正しい乾かし方
1. タオルドライ
まずはタオルドライをします。
髪の毛は、吸水性の高いタオルを使い、毛束をタオルにはさんでポンポンと軽くたたきながら水分を吸わせます。
ぬれた髪はキューティクルが開いて最も痛みやすい状態。切れ毛や抜け毛の原因となってしまうので、タオルでゴシゴシはNG!
頭皮は、タオルをかぶりるように頭に掛け、頭皮にタオルを当てて指の腹で軽くもむようにして水分を拭き取ります。
濡れている髪を整えるときは、目の粗いブラシやクシを使います。
2. 正しいドライヤーのかけ方
自然乾燥はもっての他!髪の毛をいためてしまいます。
先ほど書いた様に、濡れた髪はキューティクルが開いた状態で、水分が抜け出しやすく痛みやすいのです。
また、濡れたまま時間が経つと、頭皮は放置された濡れ雑巾のように雑菌が繁殖して、白髪や抜け毛、ニオイの原因にもつながります。
ドライヤーで素早く乾かします。
1. 髪の根元をすくうようにして頭皮を乾かします。
頭皮に向かって90度に風をあて、髪をすくいながら乾かすのがコツです。
1カ所にドライヤーを当て続けると頭皮が乾燥してしまうので、20cmほど離れたところから左右にまんべんなく振りながら乾かしていきます。
2. 頭皮全体が乾いたら、髪を乾かしていきます。
キューティクルに逆らわないよう、頭頂部から毛先に向かって上から下にドライヤーを当てて乾かしていきます
そのとき、目の粗いくしや手ぐしを使い、髪を上から下に向かって軽くひっぱるようにのばします。
そうすることにより開いていたキューティクルが一定方向に整い、引き締まって、なめらかな手ざわりになります。
3.ドライヤーを冷風モードにして、頭皮のあら熱を取ります。
頭皮付近は熱がこもっているので、冷風でムレを防ぎ、湿度を下げます。
手のひらの面で髪表面を撫でるように上から下へ動かします。
キューティクルが閉じて、キレイなツヤが生まれます。
まとめ
シャンプー前にきちんと頭皮をブラッシングしていますか?
ドライヤーを正しく使えてますか?
私はドライヤーを内側からずっと当てていて、「アホ毛」が湿度の高い日は特に飛び出ていましたが、
頭頂部から毛先を意識して当てる様になると、格段に変わりました。手触りも♪♪
先日の薄毛の記事もそうですが、若い頃からすると髪質が変わって来ていいて、これから年を重ねるにあたり、丁寧に髪も扱わないといけないなと感じるこのごろです。
全ては美髪をキープの為に!
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